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再見、猫くん! [猫日記]

悲しみは突然やってくる。

実は……猫くんがいなくなってしまったのです。
いや、「いなくなった」というよりも、「飼い主が決まって引き取られた」が正解。
「このまま飼い主が見つからなければいいのに」と心の底では祈っていたが、残念ながらその願いは叶えられなかった。 

「我看到了照片,非常可愛!」(私、写真を見ました、とっても可愛い!)とその人は言った。
まさか自分で撮った写真が仇になるとはorz
ああ、こんなことなら写真なんて見せるんじゃなかった!
願わくば「这个小猫跟那个照片不一様不可愛!」(この子猫は写真と違って可愛くない!)とクレームがついて返品されないかなぁ。
淡い期待を抱きながら、「こんなことなら強引にでも自分が引き取ればよかった!」と後悔の日々。  

猫くんが居候をはじめてから一ヶ月余り。
いたずらっ子だった猫くん。
朝6時に「猫パンチ」で起こされ、夜帰宅すると「みゃ、みゃ~」という猫なで声を出しながら足元に摺り寄られ、その度に「ネコまんま」をあげる。植木鉢のトイレからウンチを撤去する。
一緒に遊ぶ、一緒に眠る、写真を撮る……思えば、とても幸せな毎日だった。
でも、それは二度と帰ってこない。 

小さなダンボール箱に入れられた猫くんは「飼い主」となる人に連れられていった。
ダンボール箱越しに聞こえる「みゃ~みゃ~」という鳴き声が今でも耳の奥に響く。
どうして手放してしまったんだろう! 今さら悔やんでもはじまらない。

猫くんがいなくなった途端、やりきれないほどの寂しさがやって来た。
たった一ヶ月とはいえ、猫くんと過ごした日々が愛しい。
まるで初恋の女の子が親の都合で突然転校してしまったという気分だ。
一人暮らしには慣れているはずなのに、今までに味わったことのない「孤独」を感じる。
たった一匹の子猫が……
いい歳をして恥ずかしいが、当分は立ち直れないかもしれない。 

猫くん、短い間だったけど、楽しい思い出をありがとう!
今はただ、キミが新しい環境でいつまでも元気でいてくれることを願うのみ。
そして時々、キミの写真を眺めながら、僕はキミとの日々を永遠に思い出すことだろう。

謝謝、猫くん!
要保重身体,有一天我再见面吧! (身体に気をつけて。いつかまた会おうね!) 

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シャワーを浴び、くつろいだ猫くん

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何だろう?

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凛々しい顔DSC_2551.JPG

遊び疲れて 

 

P.S.
猫くんのことはこれからも時々書こうと思います。
もしかしたらこのブログを読んでいるかもしれないから。 


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今井愛魚

短い期間だったかもしれませんが、ヒロねこさんと過ごせて、猫ちゃんはとっても幸せだったろうと思いますよ^^
お写真からにじみ出てますもの、幸せが♪
私も子供の頃、猫をいっぱい飼っていたので、もらわれていく猫をいとおしむ気持ち、すごくよくわかります。
by 今井愛魚 (2011-11-15 23:58) 

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