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冬入り宣言 [長春情報]

気がつけば今年の秋は例年以上に呆気なく終わっていたようで、中国気象局からは10月16日付で『冬入り宣言』が出されていました。今朝の最低気温は氷点下3℃、日中の予想最高気温は12℃。居住区内の池には厚さ2cmほどの氷が張っています。

「明日こそ早起きして紅葉を撮りに行くぞ!」と寝る前に気合いを入れるも空しく毎度のごとく朝寝坊。おかげさまで今年の紅葉は限りなく「ゼロ」に等しい収穫のまま冬の到来です\( ̄へ ̄;)/天啊!

仕事が忙しくてクタクタだし、天気は良くなかったし、紅葉は色がイマイチだったし……表向きは自分を納得させていていますが、本当のところは「後悔 後を絶たず」です。自責の念がノドに刺さった小骨のようにチクチクしている今日この頃、本業はレンズを磨くことなので趣味の写真にウツツを抜かしてばかりもいられないのですが、やはり写真を撮れないとフラストレーションが蓄積されてイライラするので明日こそ早起きしてあんなことやこんなこと……。

このよう戯言を『撮らぬひろネコの皮算用』と呼ぶらしい。

ところで、毎年10月中旬は部屋の中が一番寒く感じる時期。何故か?それは先日も書いたように長春の暖房は地区ごとに供給されるスチームがメインで、供給が始まるのは毎年決まって10月25日。つまりそれまでは部屋の中が5℃~10℃と冷蔵庫並みの温度なのです。さすがに氷点下にまでは達しませんが、それなりに着込まないと室内でも「ガクガクブルブル」状態。とはいえこの時期さえ無事に過ごせれば、後はヌクヌク&マッタリとした生活が待っています。

そして『冬入り宣言』の日から数えて3日後の19日、ついに街の煙突から煙が上がりました。

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おっ!あれは……

どんよりとした冬空に長春名物(!?)の煙突。煙が出ているということは、試運転を始めた証拠。

燃料は郊外で採れる石炭とのことですが、真偽のほどは未確認。そういえば、空港の近くに石炭の採掘場がありました。石炭なんて時代遅れと思うでしょうが、これはこれで風情があって良いのです。

そうだ、この冬は「長春・煙突の街」を企画しよう!(妄想)

さて、冬と言えば『鍋』そして長春の鍋料理と言えば……

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これは韓国式(!?)の「火鍋」(Huo Guo)。場所は隆礼路胡同(※1)の「得享」(De Xiang)という店。牛肉(Niu Rou)、羊肉(Yang Rou)、豚肉(Zhu Rou)……そして季節の野菜など、好きな食材を取って自分の鍋に入れて「しゃぶしゃぶ」します。最後に面(※2)を入れて煮込みうどんにするもヨシ。白飯を入れて雑炊にするもヨシ。とにかく、美味です。

※1 中国語の「胡同」(Hu Tong)は日本語の「路地」とか「横町」の意味。ここでは「隆礼路」(long Li Lu)に並行する細い路地に付けられた名称なので「隆礼横町」と呼ぶことにしましょう。

※2 中国語の「面」(Mian)、あるいは「面条」(Mian Tiao)は日本語の「麺」です。

 

週末は雨の予報……もしかしたら雪になるかもしれません。

 


タグ:RICOH GX100
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