日中文化交流イベント終了しました! [長春情報]
日曜日に行われた日中文化交流イベントが無事に終了しました。
参加していただいた皆さま、本当にありがとうございました。
主催者の長春市政府外事弁公室と国際交流基金の方々、場所と人力を提供してくださった日章学園と老師の方々、裏方さんとしてで協力してくださった長春市図書館やふれあい広場の方々、その他関係機関の方々、お疲れさまでした。
説実話(正直言って)、始まる前には「オレ、生花とか日本舞踊には興味ないしぃ、何だか退屈そうだなぁ」と思っていました。
と~こ~ろ~が~。
蓋を開けてみたら、 これがなかなか面白い。
開幕式の後の生花。
例えば、葉っぱの無い茎の先っぽにポツンと咲いている赤い花。
確かに、それだけでは「美しい」というよりは「奇妙」な感じ。
しかしそこに他の植物を添えることで、あ~ら不思議、一つの風景が完成します。
ん~、見事な演出。
主役(被写体)を選ぶ、脇役を添えて色を添えて、対比したり強調したり、背景をどう処理するかなど、生花は写真に通じるものがあるなって思いました。
そういえば、写真家の秋山庄太郎さんは花の写真をライフワークにされていました。
相手の美しさを引き出す……同じだなぁ、と。
真剣な眼差し
午前の部が終わり、お昼の休憩。
外事弁の方に呼ばれて日章学園の学食で昼食を食べました。
豆腐と肉団子と木くらげの炒め物と御飯とスープ。
学生時代の学食のことを思い出し、何だか懐かしい気分でした。
午後は日本舞踊。
礼儀作法あたりから入るところは如何にも「伝統芸能」という感じで堅苦しいイメージでしたが、
扇子を使っていろいろな仕草を見せ、それが何を表現しているかをクイズ形式で観客に答えさせるあたりから俄然面白くなってきた。
私のように日本人でも伝統芸能にあまり興味のない者でも日本文化をほとんど知らない中国の学生でも、その仕草を見れば何を表現しているのかがわかる。
つまり誰にでもわかるくらいシンプルに、手の動き一つ、扇子一つで見る者にそれとわかるように工夫されているんですね。
そして一連の動作を音楽に合わせて続けると、それは「さくらさくら」の踊りでした!
それから更に多くの動作を加え、「お侍さん」「子供」「波」「川」「蝶々」「雨」etc
次から次へと表現の幅を広げ、ストーリーが展開します。
広げた扇子を目の前にかざし、「これは鏡です。」
「そしてお化粧……」
まるでパントマイムのように……これは見ていて楽しい!!!!
2時間があっという間に過ぎてしまい、いや~もっと見たいなぁと思いました。
周りを見渡すと日本人は私とT老師の二人だけ。
そういえば他の日本人は「生花つまんなかったし、日本舞踊だってど~せ面白くないよ」と言って帰ってしまったんです。
日本人が日本の文化を「ど~せ面白くないよ」なんて言っちゃ~身も蓋もありません。
そりゃ確かに私も最初は「退屈なんだろうなぁ」と思っていました。
でもそれは食わず嫌いというか、一種の偏見だったんです。ごめんなさい。
日本人の皆さんが午前の部が終了した時点で帰ってしまった時、私はとても寂しい思いがしました。
何故なら、それは私も出演者の一人だったからです。
私は前日の午後、会場に写真を配置してしまったので当日は開幕式の挨拶以外にやることはなかったのですが、それでもこの会場に出展したからには当日ステージに上がった生花の人と日本舞踊の人と同じ立場。
ですから日本人の皆さんの「生花や日本舞踊なんてど~せ面白くないよ」という会話を聞いて「ひろネコの写真だってど~せ面白くないよ」と言われているような気がして寂しかったのです。
確かに、ひろネコの写真は大したことないかもしれません。
でも、せっかく展示したんですから皆さんに見てほしいじゃないですか。
一生懸命やったんですから見てほしいじゃないですか。
とりあえず見て、それで面白くなかったら「面白くないね」って正直に評価すればいいんです。
それを最初から見もせず、「面白くないよ」って決めつけられたらムカつきます。
それは生花の人も日本舞踊の人も同じ思いだったのではないでしょうか?
もちろん、中には本当に用事があってお帰りになられた方もいらっしゃったことでしょう。
それならそれでいいんですが、皆さん一斉に帰ることないんじゃないかなぁと思いました。
「日中文化交流」です。
「日本の文化を広めよう!」と言う人はたくさんいますが、果たして自ら日本の文化に接している日本人がどのくらいいるのでしょうか?
自国の文化を「面白くない」と決めつけてしまう人が、自国の文化を外国に紹介できるのでしょうか?そして外国の文化を理解できるのでしょうか?
文化活動の在り方をもう少し考え直した方がいいのではないか?
そんなことを感じた日中文化交流の一日でした。
長春・日中国交正常化40周年記念イベントのお知らせ [長春情報]
来る5月27日、日中国交正常化40周年を記念して長春市人民政府外事弁公室と日本国際交流基金が主催の日中文化交流のイベントが行われます。
当日は高艳萍女史の生花と藤間万恵女史の日本舞踊の他に長春在住の日本人(ひろネコ)の撮影した写真が展示されます。
日時: 5月27日 日曜日 9:00~15:00 (開幕式: 9:30~)
場所: 日章学園高等中学校 4F 礼堂
長春市二道区栄光路臨河街
http://japanese.beijingreview.com.cn/zxnew/txt/2012-05/21/content_453919.htm
展示する写真は昨年1月に行われたひろネコ初の写真展「長春・四季の風光」の中から代表的な作品20点余りと今年4月に日本で撮影した桜の写真を展示します。
皆さま、お忙しいこととは思いますが、ぜひいらしてください。
初雪 [長春情報]
目覚めたら外は雪。
「ア~ルリンイ~イ~ニェンダディ~イチャンシュエ~♪」と思わず口ずさんだ歌は四川人の歌手
刀朗(Dao Lang)のヒット曲「2002年的第一場雪」の替え歌で、「2002年的~」という歌詞を私が「2011年的~」に変えただけ。
毎年初雪が降ると、私はその年に合わせて歌っている。
というわけで、今朝の最低気温は氷点下4℃。
例年よりは遅いですが、いよいよ冬の到来です。
それにしても、こんな日に限って出勤しなければならないなんて……まったくもう。
な~んて言ってるのが社長や総経理にバレたら叱られるだろうなぁ。
でも、こういう日は仕事なんかせずにカメラ持ってぶらぶら。
で、富苑華城の南門で出租車(Chu Zu Che)=タクシーを捕まえようとしたが、出租車どころか一般車すら疎ら。朝市も豆腐屋と蜜柑売りのみ。ま、朝から雪じゃ人出も少ないか。
仕方なく前進西街を南に向かって歩きながら出租車が通るのを待ち、繁栄路との交差点を突っ切り、坂道を上って……結局は硅谷大街とのT字路まで来てしまった。
そしてようやく捕まえたと思ったら、今度は事故で渋滞。
当初の予定よりも1時間遅れて会社に到着しました、とほほ。
そして、今日もハードボイルドな一日でした。
あいや~、累死我了! (「死ぬほど疲れた」、「へろへろに疲れた」の意)
そして明日も仕事だよ orz
本日の夕焼け
秋桜 [長春情報]
中秋の名月を狙え!(完結編) [長春情報]
中秋の名月を狙え! [長春情報]
9月12日は中秋節です。
「中秋節」と言えば、月餅(Yue Bing)です。
あ、こんなことを言っちゃ人民の方々に叱られそうですが、私は大陸製の月餅を好きになれません。「好みと問題」と言えばそうなんですが、過去において美味しいと思ったのは某中村屋の月餅だけ。
大陸製月餅の中でも最も苦手なのが広式(広州スタイル)のもので、塩漬けにされたアヒルのゆで卵=咸蛋(Xian Dan)が満月を模して入ってるヤツ。
激甘のアンコと塩漬けタマゴのコラボレーションが血糖値と血圧を刺激する感じでイヤっ!
北方のはアンコがボソボソしていてお茶で水分補給しないと口の中が大変なことになるので
これもイヤっ! (好き嫌いが激しいというツッコミはしないってことで)
賞味期限が妙に長いのも私を不安にさせる材料の一つ。
各地で「賞味期限の適正化」が呼びかけられているということは……推して知るべし。
ま、嫌いな月餅の話は置いといて、「中秋節」と言えば、やはり「中秋の名月」ですね。
「月にはウサギがいて餅つきをしている」と昔から言われているので、今年の中秋節には是非とも「餅つきウサギ」の姿を撮ろうと思っています。(子供の頃からの夢!?)
そこで、中秋節まであと3日の9月9日の晩、富苑華城の南側の窓に三脚を立て、月の撮影に挑戦しました。要するに予行演習です。
使用機材
カメラ: Nikon D200
レンズ: Tokina AT-X300 F2.8 AF (D200では450mm相当)
三脚: Benro A-458 m8 + HD-38
はっきり言って1000万画素(3872×2592 pixel )の画面に月を目一杯の大きさで写そうと思ったら「望遠」の前に「超」が付くレンズ(少なくとも600mm以上)が必要です。
テレコンバーターを持っていない私はトリミングによって余白(余黒か?)をカットして96万画素(1200×800 pixel )にしてみましたが、それでもまだまだ「目一杯」と言うには足りません。
「餅つきウサギ」をアップで撮ろうと思ったら、おそらく1000mmクラスの超望遠レンズか天体望遠鏡を使わないとダメでしょう。
しかし、ここで無い物ネダリを言っても始まらないので、いよいよ実際の撮影に入ります。
月は意外と明るく、感度はISO100、シャッタースピードは1/180秒、絞りはf8 という具合。
実は晴れた日の日中の露出(1/250秒でf8)とあまり変わりません。
「夜は暗いから」と思ってカメラ任せで露出を決めると月そのものは露出オーバーで「真っ白」になるのでご注意ください。
考えてみれば月は太陽の光を反射して輝いているわけですから、満月に近くなって反射面積が増えればそこそこ明るいのも頷けますね。
ただし、手持ち撮影は厳禁。「超」クラスの望遠レンズですからほぼ間違いなく手振れします。
できるだけ鮮明な画像を得るためにはしっかりした三脚が必需品です。
さて、いかがでしょう。
実際の撮影では段階露出しまくりで、結果として採用したのが「1/180秒のf8」でした。
適正露出は月の状態やカメラとレンズの組み合わせによって違うと思うので、いつ誰が撮っても同じ結果が得られるとは限りませんので予め御了承ください。
したがって、良い子の皆さんはいろいろ試してみることをお薦めします。
追記
天気予報によると中秋節の晩は「多雲」。
あの~、「晴」じゃないんですか?
せっかく練習してるんだから何とかしてくださいよ。
白い紫陽花 [長春情報]
汽博会へ行こう! [長春情報]
峰不二子に似てる(@_@;)
MAZDA 2……だったかなぁ。おネイさんが邪魔で見えません。
2ローターの13Bを載せたFC3S(RX-7)に乗っていたことが関係しています。
あの、高回転までストレスなく回るロータリーエンジン……我忘不了!
暑暇 [長春情報]
あるいは卒業生を送り出したら夏休み。