吉林・日帰りツアー その3 [街]
いよいよ大詰め、長白山酒業のワイナリーに向かいます。
ワイナリーは吉林市から東に向かって約80kmの蛟河市(Jiao He)にあります。
松花江を後にして出発。
1936年創業の长白山酒业集团有限公司
HP: http://www.cbsgroup.cn/home.asp
ワイナリーの敷地内には引き込み線が。
主発酵行程のタンク(下部)
主発酵行程の上部
こうして見ると、ここでワインが造られているとは思えない雰囲気。
責任者の張工場長。 工場内をl詳しく、そして丁寧に案内してくれました。
歴史を感じさせる木樽
さて、これは何でしょう?
今から80年ほど前の二次発酵タンク。
実はこれ、1930年代に日本が作ったものらしいです。
「日本醸造機械株式会社製造 灘・興野」とあります。
地下一階の保管庫
瓶詰めされたワインは一定の温度で保存されています。ん~、飲みたいなぁ。
二次発酵の樽
暖かくもなく寒くもなく、程好い温度に保たれたワインセラー。
ところどころワインが滲み出しています。
樽に表示された番号
薄暗いセラーには「アジア最大のセラー」と彫ってあります。
歴代のワインが展示されています。右の写真、ラベルに「putao」と書いてありますが、それは「葡萄」のこと。中国語ではワインのことを一般に「葡萄酒」(Pu Tao Jiu)と言います。
また色が赤いことから「紅酒」(Hong Jiu)とも言います。
ラベルに書いてある「半甜型」とはいわゆる「甘口」のワイン。 「半甜型」は思いっきり砂糖の味がすることが多く、「半」どころか超甘い。
試飲コーナー
「干紅」と呼ばれるワインがいわゆる辛口のドライワイン。
「半甜型」は女性に人気だそうですが、やはりワイン好きにとって美味しいのは干紅でしょう。
不思議なことに中国ワインが「シロ」少ないような気がします。たまに見つけて買ってみると……「半甜型」で(@∑@;)です。
そういえば、名物のアイス・ワインを飲みたいなぁ。
窓からの眺め
さて、そこそこ酔っぱらってきたし、暗くなってきたし、そろそろ帰るとしますかね。
今日は生憎の天気でしたが、最後に美味しいワインが飲めて幸せ一杯になりました。
めでたし、めでたし。
長白山酒業集団有限公司HP: http://www.cbsgroup.cn/home.asp
コメント 0