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白い紫陽花 [長春情報]

紫陽花……日本では梅雨の時期に咲きますが、長春では立秋(旧暦の7月9日)が過ぎ、短い夏が終わる8月中旬くらいから咲きはじめます。
色は「白」。
 
「男の子は青、女の子は赤」みたいに「土壌が酸性だと青、アルカリ性だと赤」という知識しかなかったので「白」は突然変異種なのかと思っていたら、「白い紫陽花」のガクには色素が無いから「白」なんだそうです ( ̄へ ̄;)な~んだ、そうだったのか。
そもそも色の違いはガクに含まれるアントシアニンという色素が土壌のpHすなわち土壌からのアルミニウムの吸収量に影響されるからで、はじめから色素が無ければ土壌に影響されないということですね。(いやぁ、一つ賢くになりました)
 
中国語では「八仙花」(Ba Xian Hua)、または繍球花(Xiu Qiu Hua)。
 
咲きはじめから時間の経過とともに色が変化するので「移り気」とか「心変わり」とか、紫陽花にしてみれば不本意な花言葉を頂戴しているようですが、色が変化する本当の原因は「細胞の老化」だそうです。
友よ、もう嘆くのはやめよう。彼女の心変わりは老化のせいだったのだ!(そ、そうなのか?) 
 
DSC_0028.JPG
近頃お気に入りのAF Nikkor 28mm F1.4 D で撮影。(D200 RAW→JPEG)
短焦点のくせに開放から一段絞っても被写界深度はとても浅い。
また、ピントの合っているところは繊細で、アウトフォーカスのボケが柔らかい。 
 
DSC_0028a.JPG
上の画像をRAW→JPEG→ピクセル等倍でトリミングしたもの。
少しは色素があるのか、ガクの先端は淡いピンク色。
 
DSC_0033.JPG
絞り開放(F1.4)で最短距離(30cm)。
画面の右側に駐車しているクルマや背景がとろけるようにボケています。
 
DSC_0034.JPG
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
これも絞り開放。(ピントはほぼ中央)
周辺がグルグルにならず流れもせずにスッキリしているのは切削非球面レンズの威力か!?
D200 のフォーマットはAPS-C なのでイメージサークル周辺部分の描写は不明ですが、F5 との組み合わせで撮ったポジを見たところ、周辺部の描写もなかなか素晴しいものでした。
ん~、切削非球面レンズ、恐るべし!
これで星空とか夜景とか、点光源を入れたらどのような描写をするのか。 
F5用の広角レンズとして、またD200用の標準レンズとして、これから期待したいレンズです。
 
 


タグ:AF28/1.4D D200
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