2012年的第一場雪 [街]
初雪です。
昨夜は眠りが浅く、一時間おきくらいに目が醒めてしまったので、
その度に灯の消えた街が白く染まってゆくのを窓越しに眺めていました。
そして、朝。
雪は夕方には止んで、一日中雲に隠れていた太陽が夕暮れの空に彩りを添えました。
P.S.
今夜はショパンのバラード第一番を聴きいてから眠りにつこうと思います。
アンチテーゼ [機材]
Epson R-D1 を引っぱり出したのは久しぶり。
相棒はLeitz Wetzlar Summicron-C 40mm F2。
2004年製のR-D1 はデジカメとしては骨董品の部類。
画素数はFX機最高のD800 に対して6分の1 の600万画素ポッキリ。
デジタル・カメラとしては世界で唯一の「巻き上げレバー」を搭載。
アバウトな等倍ファインダー、AF ナシ、連写ナシ、Auto ISO ナシ、ライヴ・ビューもナシ……
つまり、AEを除いて便利な機能は一切ナシ。
フィルムの代わりにCCD を組み込んだだけみたいな潔さがこのカメラの特徴です。
1973年製のSummicron-C 40mm は数あるLeitz の中でもお買得な逸品。
同じSummicron 兄弟なら35mm と50mm が「王道」なのでしょうが、
この「コンパクト・ズミクロン」も往年のLeitz の名に相応しく、味わい深い描写をします。
R-D1 とSummicrn-C の組み合わせは何といっても軽くてコンパクト。
しかしその写りはカラーでもモノクロでも「ブラヴォー!」の一言。
それは高画素化+高速化&巨大化する一眼レフに対する「アンチテーゼ」みたいなものです。
興味のある方、是非お試しあれ。
P.S.
SDカードに入っていたモノクロームのRAWデータを現像してみると「ムフフ」な絵がありました。
R-D1, Summicron-C 40/2
R-D1, Summicron-C 40/2
2012年 夏の思い出 [自然]
線路 [自言自語]
太好了! [自言自語]
昨夜、タクシーを降りてから気が付いた。
手机(携帯電話)がない。
あっちゃ~! ど、ど、ど、ど、どうしやう!!!!!
電話機はそろそろ買い換えようと思っていたけど電話番号のバックアップをしていない。
あいや~、我是个笨蛋!
今朝、トホホな気分で出勤。
席について溜息をついているとZ課長がやってきました。
Z課長: 「昨天晚上把手机丢了把!」 (昨夜ケイタイ失くしたでしょ!)
ひろネコ: 「啊,你怎么知道的呢?」 (え、何で知ってんの?)
Z課長の話を聞いてみると……
タクシーの運転手さんは後部座席にケイタイが落ちていることに気づき、
通信履歴に載っている番号に電話を掛けたらしい。
最初に掛けた番号はウチの会社の日本人。
しかし言葉が通じず、運転手さんは「ダメだこりゃ」と思って説明を断念。
次に掛けた番号はウチの会社の通訳兼総務のおネイさん。
彼女は私からの電話と思って「もしもし」と出たので、運転手さんは日本人かと思ってブチッ!
次に掛けた番号はウチの会社のZ課長。
ケイタイの持ち主が彼の上司のものであることを知った運転手さんはZ課長の家まで届けに来たそうな。
世の中、捨てたもんじゃありません。
親切な運転手さんに感謝です。